2012年05月31日

メディアリテラシー育成の一歩先を考える

メディアリテラシー育成の一歩先を考える
メディアリテラシーとは:
次の3つを構成要素とする、複合的な能力のこと。

■メディアを主体的に読み解く能力。
■メディアにアクセスし、活用する能力。
■メディアを通じコミュニケーションする能力。
   特に、情報の読み手との相互作用的(インタラクティブ) コミュニケーション能力。

引用先:総務省
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/top/hoso/kyouzai.html


ということで、平成24年5月30日水曜日に、
関東ICT推進NPO連絡協議会のフォーラムが、総務省関東総合通信局の会議室で行われました。
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/if/press/p24/p2404/p240425re.html#gaiyou


「メディアリテラシー」って、横文字なんかむずかしそうですが、「情報発信送り手と受け手との活用能力」といえます。


■基調講演
 東京大学大学院  情報学環(学のあとに環というのがあるんですね)水越伸教授

地域メディアが、いろいろ立ち上がっているが根っこの部分が大切という話や騒音と煩音(はんおん)の考え方を学びました。

メディアリテラシー育成の一歩先を考える
(満席状態で追加席を設けてました)


■活動事例
 ・総務省におけるメディアリテラシー政策について
  2つの部署から~放送政策課、情報通信利用促進課より
  PPTの資料の文字情報が多く行政マンならでは~だと思った。
 
 ・埼玉県のメディア教育について
  SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザの運営事例の紹介。

 ・わがまちCMコンテスト2012について
  http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/if/press/p24/p2405/p240509re.html

  募集作品を2テーマ

(1)【わがまちCM編】
 狙い : まちの魅力を知ってもらい、来てもらい、つながるための地域づくり
 内容 : 地域の文化、歴史、街並み、行事、物産品、人物、絆などまちの魅力をPRする30 秒のCM映像作品

(2)【クールジャパンCM編】
 狙い : 風評被害に負けない日本の魅力を発信し外国人観光客を回復させ、興味を持った国内外の観光客が各地を訪れ、地域が元気を取り戻すきっかけづくり
 内容 : 日本独自の魅力である、匠の技、おもてなし、アニメ、ファッション、里山など日本のクールをPR する30 秒のCM映像作品 


地域と、観光と、二つのテーマ。
わたしらの活動も滑車がかかることを期待します。

メディアリテラシー育成の一歩先を考える
(パネルディスカッションの風景)





■パネルディスカッション
 
 中橋雄(なかはしゆう)
 武蔵野大学社会学部メディア社会学科教授
 メディア遊びという試みがあるそうです。楽しそうな事例の紹介でした。

 西海真理(にしうみまり)
 NPO法人むさしのみたか市民テレビ局
 市民放送局の活動で事例の詳細を紹介は、地域番組の苦労があるんですね。

 神山伸一(こうやましんいち)
 小平市市民生活部産業振興課長
 「ジャーナリスト楽校inこだいら」の事例で市民ジャーナリストの育成を取り組んで、
 「キャッチコピー」の勉強学習をしたそうです。つかみは大切なんだと再認識しました。


 佐々木博(ささきひろし)
 NHK教育テレビで12年間講師を歴任
 ソーシャルメディは輪作りで信頼できるつながりが大切という話は共感できました。
 シェアハウスというキーワードを初めて聴きました。
 
 
 丸山高弘(まるやまたかひろ)
 特定非営利活動法人 地域資料デジタル化研究会副理事長
 山中湖情報創造館 指定管理者館長
 メディアリテラシーは学校でいうなら「国語にあたる」というのは、なるほどと思いました。
 図書の定義から、多くの図書館は、文字や活字にこだわっている。
 レコードも図書であると聴き目からうろこの内容でした。

 

 フォーラムの閉会後、総務省関東総合通信局の食堂で情報交流懇親会パーティを行いました。
 昼の連ドラのシナリオライターとお話も楽しく、行政機関から大学関係者と幅広お話が聞けました。
 



同じカテゴリー(ただいま現場から)の記事画像
用宗海岸海水浴場は良い所
Mt.Fuji しずおかHappyプロジェクト
仕込み中です!
絆のビジネス、人々の共感・つながりから始まる地域活性化
木村俊昭さんによる講演・地域活性化フォーラム2010.10.12
どこ竹キャップ
同じカテゴリー(ただいま現場から)の記事
 用宗海岸海水浴場は良い所 (2016-09-23 10:23)
 Mt.Fuji しずおかHappyプロジェクト (2014-06-14 20:21)
 仕込み中です! (2014-01-16 20:06)
 絆のビジネス、人々の共感・つながりから始まる地域活性化 (2012-02-19 13:21)
 木村俊昭さんによる講演・地域活性化フォーラム2010.10.12 (2010-10-14 12:05)
 どこ竹キャップ (2010-08-04 13:40)

Posted by 静岡CB市民塾 at 15:48│Comments(0)ただいま現場から
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
メディアリテラシー育成の一歩先を考える
    コメント(0)